2022年3月25日
ベネッセ、「THE世界大学ランキング日本版2022」を発表
ベネッセは24日、英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(「THE」)の「THE世界大学ランキング日本版2022」を発表した。
「THE」は、高等教育界に特化したデータ・分析・情報を提供し続けており、「世界大学ランキング」を2004年から発表。今回、ベネッセの協力のもと、大学の教学改革やグローバル化の推進に向けて、「THE世界大学ランキング日本版2022」を発表した。
「THE世界大学ランキング日本版」は、2017年3月に1回目を発表し、今年で6回目。毎年9月に「THE」が発表する世界版ランキングでは「研究力」を軸に据える一方で、日本版ランキングは、日本の教育事情に即した形で大学の魅力や特性が表れるように、大学の「教育力」を測る設計になっている。
ランキング指標は、「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4分野で構成。一般的な国内の大学ランキングは、主に入学時の学力(合格基準)が軸になっているが、「THE」のランキングは学生の学びの質や成長性に焦点を当てたものになっている。
今回の日本版ランキング2022年版では、273大学がランク付けされた。
総合ランキングでは、東北大学が昨年に続き1位に、1つ順位を上げた東京大学(昨年3位)が2位に、同率3位には2つ順位を上げた大阪大学(昨年5位)と東京工業大学(昨年2位)が、続いて5位に京都大学(昨年4位)、6位は昨年に続き北海道大学(昨年6位)がランクインした。
また、分野別ランキングでは、「教育リソース」で東京大学が再び1位になり、「教育充実度」は国際教養大学、「教育成果」は京都大学と、昨年から変化はなく、「国際性」では立命館アジア太平洋大学が初めて1位になった。
2022年版のランキング指標は、2021年版から変更はない。2019年版以来、指標における「教育充実度」の充実を図る目的で、「教員・学生の交流、協働学習の機会」「授業・指導の充実度」、「大学の推奨度」の3つの学生調査の結果が、重要な指標項目としてランキングに反映されている。
関連URL
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)