2022年4月12日
武蔵野大学、「情報技法」の授業でノーコード型業務アプリ「kintone」を採用
武蔵野大学は11日、全学部生が対象の「副専攻(AI活用エキスパートコース)」の、先端的なIT技術を実践活用する力を身につける「情報技法」の授業で、4月から、サイボウズのノーコード型業務アプリ開発サービス「kintone」を採用した科目を開講していると発表した。
同学は、AI時代に求められるDX人材を育成するため、2021年度から、副専攻の「AI活用エキスパートコース」を開設し、ユニークな科目を順次開講している。
副専攻は、所属する学部学科の学び(主専攻)とは別に、異なる専門科目を体系的に学べる制度。同コースは、先端IT技術自体を様々に活用するための手法を、体系的かつ実践的に学ぶのが特徴。
これからのDXはシステム開発業務だけでなく、より多方面の業務に広がっていくと考えられ、副専攻として先端IT技術やデータサイエンスによる解決手法を学ぶことで、主専攻での学びの活用可能性を広げることが期待できる。
2022年度は副専攻コースの開設2年目で、発展的な科目を充実させる方針。その1つとして、新たに開講する学部2年生の履修科目「情報技法発展B」で、サイボウズの「kintone」を利用する。
「情報技法」は、先端IT技術を使ったDXを企画し推進するのに必要な情報活用と思考手法を扱う授業で、データ分析、論理思考、アイデア思考などを学習。「情報技法発展B」では論理思考に基づいた現場課題の解決手法を学ぶ。
「kintone」は、プログラミングなしに業務システムを開発できるノーコード型の開発プラットフォーム。DX時代の案件管理、顧客対応管理、進捗・タスク管理など、様々な業務アプリを素早く作成できる。
同学の授業では「kintone」を使うことで、業務現場で発生する問題を特定し、その解決のためのアプリを素早く試行錯誤して開発するDXのプロセスを体験する。
学生は、この体験を通じてビジネスの知識とITの知識を獲得するとともに、論理的な課題解決や業務改善手法を修得することでDX時代の社会で活躍できる力を身に付ける。
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