2023年2月17日
LoiLo、全国初の「ロイロ認定自治体」四国中央市へのインタビューを公開
LoiLoは16日、全国初の「ロイロ認定自治体」となった愛媛県四国中央市へのインタビュー記事を公開した。
ロイロ認定自治体は、同社の授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」を活用して、児童生徒の主体的な学びづくりに積極的に取り組んでいる自治体を認定する制度。認定されると、無料研修など様々な特典を受けることができ、教員の学び合いを促進できる。
同市では、市内すべての学校で積極的にロイロノート・スクールを活用しており、2022年までに117人の教員が「ロイロ認定ティーチャー」に認定。
今回のインタビューでは、教職員・児童生徒のICT活用を成功に導いた「GIGAしこちゅ〜プロジェクト」の取組み内容や成功の秘訣について、同市教委学校政策課の鈴木崇士課長に話を聞いている。主な内容は以下の通り。
―「GIGAしこちゅ〜プロジェクト」は、どのようなプロジェクトなのか
同プロジェクトは、「StuDX Style」「授業改善を目的とした教職員研修」「活用事例の充実・発展共有」という3本柱で構成されているが、中でも注力してきたのは、教職員研修プログラム。新型コロナによる臨時休校が全国に及ぶ中、すべての子どもたちの学びを止めないためには、教職員のICTスキル向上が不可欠だった。
―どのような研修を実施したのか
様々な対面・オンライン研修を年間30回以上実施した。内容は、ICTの基本的な使い方から、ロイロノートやGoogle Appsなどの活用法など様々。また、全国でも有数の「ロイロ授業デザイントレーナー」としても活躍している愛光学園中高校の和田誠教師を招いて、ロイロノートの活用研修や、「ロイロ認定ティーチャー」「ロイロ認定自治体」の申請でもサポートしてもらった。
―ロイロノート導入から3年で、全国最多となる117人の認定ティーチャーが誕生しているが、その背景にはどのような取組みがあったのか
プロジェクトの2年目に、教職員の更なるスキル・モチベーション向上のための施策として目をつけたのが「ロイロ認定ティーチャー制度」だった。資格取得のための研修をプログラムに取り入れたことで、徐々に「ロイロ認定ティーチャー」「ロイロ授業デザイントレーナー」が増えていった。また2022年夏に、全国の認定ティーチャーに市に来てもらい、公開型の大研修会を開催したのがきっかけで、117人の認定ティーチャーが誕生し、今回の「ロイロ認定自治体」認定に至った。
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