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2023年4月21日

エプソン販売、塾と子ども部屋をつなげる学習サービス「StudyOne」正式販売

エプソン販売は20日、家庭学習もサポートする塾向け学習支援サービス「StudyOne」(スタディワン)の正式販売を開始した。

「StudyOne」は、スタディラボとセイコーエプソンの2社が開発し、昨年6月から実証を実施。活用事例やデータを生かし新たな機能の追加、サービスのアップデートを行い、今回、スタディラボとエプソン販売とのサービス提供&プロモーション領域での連携のもと、正式販売を開始した。

「StudyOne」は、スタディラボが持つLMS(学習管理システム)と、エプソンが持つ遠隔印刷・スキャン技術を組み合わせて、デジタルと紙を融合させた家庭学習をデザインできるサービス。

遠隔印刷・スキャンを通じて子ども部屋と学習塾をつなぎ、紙教材の課題提出までのやりとりをLMSで記録することで、塾講師が生徒の学習過程全体を把握でき、生徒一人ひとりに合わせた学習指導を行う環境を提供する。

塾講師は、最初にプリントをLMSに取り込み、次に取り込んだプリントデータを対象の⽣徒宅へ送信。⽣徒は、届いたプリントデータをプリンターで印刷して紙学習し、解き終わったらプリントをスキャンして塾へ返信する。

各プリントには、情報を識別できるQRコードが⾃動で印刷され、⽣徒の学習ログとしてデータを蓄積することができる。

また、「StudyOne」は、5月10日~12日まで東京ビッグサイトで開催される「第14回EDIX」(教育総合展)東京に出展する予定。

「StudyOne」新機能の概要

①予約配信機能
塾講師のタイミングが良いときに課題配信をセットし、予約した時間に生徒宅へ配信することができるようになる。これにより1カ月先までの課題をまとめて予約できたり、テストなど決まった時間に配信したりと、プリント配信の時間調整ができるようになる
②「My eトレ」との連携
120万題の豊富な問題データベースを備える「My eトレ」(教育開発出版)との連携がスタートし、生徒に送る課題のジャンルやレベルが充実。さらに、配信する課題準備が簡単に行えるようになる

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