2023年9月6日
大学進学後の海外留学、現役高校生の43.3%が希望 =ペンマーク調べ=
ペンマークは5日、同社の学習管理SNS「Penmark」を利用している現役高校生13万8618人を対象に実施した、「高校生活実態調査(留学編)」の結果をまとめ発表した。
それによると、「大学進学後、留学したいか」と尋ねたところ、43.3%の高校生が「留学したい」と回答。「留学したくない」は56.7%だった。
岸田政権は、2033年までに毎年12万人の日本人高校生が海外留学することを目指しており、今回の調査での高校生の海外留学の意欲は過半数近くとなったが、一方で、実際の留学は過去最高を記録した2017年でも約4万7000人だった。
高校生へのヒアリング結果からは、高校生の海外留学を促進するためには経済的な支援だけでなく、教育現場での留学情報の提供を強化し、帰国後の大学入試での不利益を軽減する策を講じることが喫緊の課題となりそうだ。
また、「留学したい国」を聞いたところ、最も多かったのは「アメリカ合衆国」63.2%で、以下、「カナダ」34.7%、「オーストラリア」32.6%、「イギリス」29.5%、「韓国」26.3%、「ドイツ」22.1%、「フランス」21.1%、「台湾」9.5%、「中国」3.2%と続いた。
文科省のデータでも、上位3つの国(アメリカ、カナダ、オーストラリア)は、短期留学(3カ月未満)、長期留学(3カ月以上)でも滞在先として上位に選ばれている。
この調査は、「Penmark 公式LINEアカウント」を利用中の全国の高校生を対象に、2月20日~28日にかけて、スマホWebで実施した。有効回答数は13万8618人(高1生6万353人、高2生4万96人、高3生3万6169人)。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)














