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2023年9月28日

探究学習、関東・中部・近畿では「やる意味がわからない」が4割超=スタディプラス調べ=

スタディプラスのStudyplusトレンド研究所は27日、高校生を対象に「総合的な探究の時間」に関するアンケート調査を実施した結果を公表した。

調査は学習管理アプリ「Studyplus」上で8月28日~30日に行われ、高校生1110名から回答を得た。



それによると、総合的な探究の時間で最も多い取り組み内容は「調べ学習」で8割を超えた。地域差も見られ、北海道・東北では「学校外の企業(地域・人)との連携」「ポスターセッション」の割合が他地域と比較して高かった。



探究学習に対する印象は、関東・中部・近畿では「やる意味がわからない」が4割超と他地域と比較して高い割合となった。「学校外の企業(地域・人)との連携」の割合が高い北海道・東北では、具体的な探究内容の悩みや「よくわからないけどなんだか楽しい」の回答割合が高かった。


探究学習が入試にも役立つと認知している割合は4割程度、探究学習を通して進路選択のヒントを得ることができたと回答した割合は2割となった。ヒントが得られたとした理由は「進路選択の役に立った」「専門分野を深く学べた」「将来の視野が広がった」など。


約半数が、探究学習を通して「考える力」「自分の意見をまとめて伝える力」「調べる力」「発表する力」の成長を実感したと回答。また、7割近くが探究学習は将来に活かせると回答した。また、探究学習のテーマ選びのヒントとして大学に期待することとしては、「課題発見方法のヒントを得たい」「大学の研究内容を知りたい」の意見が多く見られた。

調査結果の詳細

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