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2023年10月10日
子どもに今後習わせたいのは“英会話”と回答した親が最多=ALEBA調べ=
語学留学支援「フィリピン留学APA」を運営する「ALEBA」は6日、18歳以下の子どもがいる全国の保護者1031人を対象に実施した、「子どもの教育事情に関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「子どもの教育で重視していること」を尋ねたところ、最も多かったのは「自分で考える力」70.0%で、以下、「礼儀やマナー」66.3%、「コミュニケーション力」54.4%、「自立性の確立」35.6%、「感性や創造力」30.0%と続いた。
「自分で考える力」を重視する理由については、「将来、何があっても対応できる自立した人間力を身に付けてほしいから」(40代女性)、「今後の社会変化に対応して、自分で考えて未来を切り拓く力が大切だと思うから」(40代男性)などの声が寄せられた。
「現在、子どもが習っているもの」を聞いたところ、「水泳」19.5%が最も多く、以下、「学習塾」18.4%、「英会話」12.2%、「サッカー・フットサル」11.0%などが続いた。また、「今後、子どもに習わせたいもの」を尋ねたところ、「英会話」17.6%、「水泳」16.0%、「学習塾」14.4%がTOP3だった。
「子どものために英語学習は大切だと思うか?」との質問には、半数以上(51.9%)が「まあ思う」と回答。「とても思う」が37.6%、「あまり思わない」が8.1%、「まったく思わない」が2.4%だった。およそ9割の親が、子どものために英語学習は大切だと考えていることが分かった。
「これまでの子どもの“習い事としての”英語学習の期間」を聞いたところ、「1~3年」32.1%が最も多く、以下、「半年~1年」20.4%、「3~5年」18.8%、「~半年」14.9%と続いた。実際に習い事として英会話を実施している親の中で、8割以上が子どもに半年以上英語学習をさせていることが分かった。
また、「子どもの海外留学」について聞いたところ、70.2%の親が「留学させるつもりはない」と回答。「留学を検討している」は23.9%、「留学予定がある」は3.2%、「留学経験がある」は2.7%だった。
近年、子どもだけでなく保護者も一緒に留学に行くカリキュラム「親子留学」制度が注目を集めているが、「親子留学という言葉を知っているか?」と聞いたところ、69.3%が「知らなかった」と回答。「言葉だけ聞いたことがある」が24.8%、「詳しい内容まで知っている」は5.9%だった。
「親子留学」の認知度はまだそこまで高くはないようだが、では、「実際に行ってみたいと思うか?」と質問したところ、半数近く(48.2%)が「行きたくない」と回答。「機会があれば行ってみたい」は43.0%で、「とても行ってみたい」は8.8%だった。
また、「親子留学について気になること」を尋ねたところ、「費用」69.3%が最も多く、以下、「留学先(国)」59.4%、「滞在先(ホテルやホームステイなど)」50.2%、「現地での生活」44.9%、「治安」44.4%と続いた。
この調査は、「幼稚園~18歳以下の子どもがいる」と回答した全国のモニター(ゼネラルリサーチ提供)を対象に、9月13・14日にインターネットで実施した。有効回答数は1031人。
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