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2023年11月28日

関西大学、瀬島吉裕研究室が日本科学未来館で傾聴コミュニケーションロボットを常設展示

関西大学は24日、総合情報学部の瀬島吉裕准教授らが開発した傾聴コミュニケーションロボットが、日本科学未来館で11月22日から常設展示されていると発表した。

このロボット「Pupiloid」は、実空間での発話や振る舞いを仮想的な温度情報として変換し、会話の熱量を推定することで傾聴態度を制御する。

会話の熱量が高くないときは、ロボットは視線を逸らす等の態度を示すが、会話へ熱が入ったときには、アイコンタクトを取りながら積極的な傾聴を行う。音声入力のリズムを解析して、うなずき動作や相槌を行うだけでなく、瞳孔を1.5倍程度に拡大し、会話に興味があるような傾聴態度を示す。

「Pipiloid」は最先端のロボット技術の一つとして、日本科学未来館の常設展示「ハロー!ロボット」で、11月22日から展示されている。

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