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2023年12月12日
アルク、英語学習アプリ「booco」に単語リスト・音声フィルター機能を追加
アルクは11日、同社の英語学習アプリ「booco」(ブーコ)に、「単語リスト機能」と「音声フィルター機能」を新たに追加し、提供を開始したと発表した。
「単語リスト機能」は、詳細な語義や派生語、その語を使用したフレーズや例文を音声と共に提供。また、「音声フィルター機能」は、これまで一定の順番でしか聞けなかった音声を、機能別に聞くことができる。
「単語リスト機能」は、書籍に掲載されている単語を確認できる機能。同アプリではこれまで書籍の各ページをPDFで表示してきたが、コンテンツの完全なデジタル化を行い、収録されている単語の一覧が同機能で参照できるようになった。対象書籍にある「単語リスト」のメニューアイコンから、学習ができる。
具体的には、リスト化された単語をタップすると、発音記号や詳しい語義、派生語などが表示される。また、画面下部の「単語」「フレーズ」「例文」のタブで切り替えができ、スピーカーボタンを押すとそれぞれの音声が再生される。
複数の語義から単語の意味を立体的に捉え、フレーズや例文の音声と共にインプットすることで、読む・聞くだけでなく話す・書く際にも使える形で単語を覚えられる。
一方、「音声フィルター機能」は、音声をチャンツ・フレーズ・例文単位でフィルタリングできる機能。従来の仕様ではすべての音声が書籍掲載順に再生されていたが、同機能の追加で聞きたい音声を選択できるようになった。「聞く」機能で音声を再生する際に利用できる。
具体的には、対象書籍の「聞く」に進み、右上に表示されるアイコンをタップすることで、再生する音声を選択できる。
「単語リスト機能」でインプットした単語を復習するため、チャンツだけを連続して聞いたり、意味の定着度を確認するため、フレーズや例文だけを聞くといった、目的に合った学習ができる。
「booco」は、同社の参考書や問題集をスマホ1つで学習できるアプリ。電子版の学習参考書を読んだり、音声を聞いたりするだけでなく、書籍の内容を基に作成されたクイズを解いて力試しや復習もできる。
【boocoの概要】
提供開始:2020年4月30日~
価格:無料(アプリ内課金あり)
単語リスト・音声フィルター機能の対象書籍:
・改訂第2版キクタン「Basic」4000語レベル
・改訂第2版キクタン「Advanced」6000語レベル
・改訂第2版キクタン「Super」12000語レベル
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