2024年2月29日
ロボット教室、約半数の子どもが「小1までに通い始めた」 =ヒューマンアカデミー調べ=
ヒューマンアカデミーは28日、子どもが同社の「ジュニアSTE“AMスクール ロボット教室」に通う全国の保護者1118人を対象に実施した、「ロボット教室での学びに対する意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「子どもが何歳の時からロボット教室に通わせ始めたのか」を聞いたところ、「4歳」5%、「5歳」10%、「6歳」12%、「7歳(小1)」26%。「8歳(小2)」17%、「9歳(小3)」17%という結果になり、約半数の子どもが、「小学1年生までに」ロボット教室に通い始めていることが判明。ロボティクス教育の早期化が進んでいることが分かった。
また、「ロボット教室に通い始めた年齢は適切だったと思うか?」との質問には、小学校低学年で入会した保護者の24%が「もっと早くから通わせたかった」と回答しており、幼少期からロボット教室の学びを経験させるメリットを感じていた。
ロボット教室の「入会のきっかけ」を尋ねたところ、「子どもがやりたいと言ったから」が49%、「子どもがブロック・ものづくりが好きだから」が40%、「教育内容に共感したから」が4%、「友だち・きょうだいが通っていたから」が4%で、子どもの性質を伸ばしたいという保護者の思いが感じられる結果となった。
子どもが「ロボット教室にどのくらい通っていたか」を聞いたところ、最も多かったのは「3~4年間」38%で、以下、「1~2年間」36%、「5~6年間」20%と続いた。
2年以上通わせた保護者に「長期間通ってよかったことはあったか?」と質問したところ、「はい」が80%、「分からない」が10%、「いいえ」が10%で、子どもを長期間通わせることでのメリットを感じているようだ。その理由としては、「取り組むことを諦めないという考えが身に付いた」、「継続して行い、レベルアップすることで自信が付いた」などのコメントが寄せられた。
「子どもがロボット教室を通じて身につけたチカラ」について聞いたところ、「創造力」20%、「集中力」18%、「空間認識力」14%、「観察力」12%、「最後までやり抜く力」10%、「プログラミング能力」9%、「論理的思考力」8%となり、認知能力だけでなく非認知能力も含めた様々な力を伸ばせたことを実感していた。
また、「ロボット教室に通い始めてから気づいた、子どもの変化」について尋ねたところ、最も多かったのは「ものの仕組みについて興味を持つようになった」65%で、具体的には、「いろんな場面で、あれは歯車が…などとモノの仕組みについて自信たっぷりに話してくれる」、「手先が器用になった。楽しみができて笑顔が増え、家族のコミュニケーションも増えた」などのコメントが寄せられた。
この調査は、2021年12月~2023年12月の2年間に、「ヒューマンアカデミージュニアSTE”AMスクール ロボット教室」に在籍または修了した子どもの保護者を対象に、2023年12月28日~2024年1月23日にかけて実施した。有効回答数は1118人。
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