2024年3月12日
ミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」が國學院大學博物館に導入
早稲田システム開発は8日、ミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」が、國學院大學博物館に2023年12月15日に導入されたことを発表した。
國學院大學博物館では、十数年前に設置したパソコン据え置き型の解説ガイド機能があったものの機材やソフトウェアの不具合が生じていた。
同館では、館内で学術資料情報にアクセスできるインフラ整備の一環として2020年4月に館内で利用できるフリーWi-Fiを設置したが、同年中に実施したデジタルミュージアムシステムのリニューアルでは、「ポケット学芸員」の活用を見込んで早稲田システム開発社製の「I.B.MUSEUM SaaS」を導入。
学術資料の管理の中枢であるデジタルミュージアム内の情報を再登録することなく解説ガイド機能にそのまま活用できることは、情報の一貫性と業務効率の向上の点で「ポケット学芸員」の大きなアドバンテージだったという。
同館では、現在、考古展示室と神道展示室の冒頭部分にあたる象徴展示のエリアで「ポケット学芸員」を導入。内容は、「縄文土器の造形」から「神仏の顕現」までの各時代の概説で、展示全体の理解につながる部分。今後、対応する言語や展示を徐々に増やしていきたいという。また音声は、同学の放送研究会の学生によるもので、学生と連携した事業としての役割も担っているという。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)














