2024年3月14日
日本における英語力の重要性 キャリアと自信構築に影響 =ピアソン調べ=
ピアソンは12日、英語学習者に対するグローバル調査の結果を発表した。
調査では、英語のスキルがキャリア、収入、充実した私生活にポジティブな影響を与えていることが明らかになったという。
調査は、2023年10月に日本、サウジアラビア、ブラジル、イタリア、米国・フロリダ州の 5つの国・地域で計5000人(各地域 1000名)の、英語を母語としない英語学習者および英語を職場で日常的に使用している人々を対象に実施。その結果、どの地域においても、英語力は高い収入と幅広い仕事の機会を得るために重要な要素であることが明らかになった。
日本では、半数以上の人(52%)が、英語を学ぶことで仕事の幅が広がり、43%の人が収入増加の可能性が高まると考えている。回答者の約5人にひとり(21%)が、英語はキャリアアップに欠かせないと感じていて、半数以上(56%)が現在の職務において重要だと考えている。
また、日本では英語力が高い人ほど高収入を得ている可能性が示された。上級または中級レベルの英語力を持つ回答者の40%が年収800万円以上と回答したのに対し、中級レベルでは17%、初級レベルでは10%にとどまった。
仕事への満足度と英語力の関係も明らかになった。上級レベルの 4分の3以上(78%)が自分の仕事に「とても満足している」または「ある程度満足している」と答えたのに対し、初級レベルの回答者は半数以下(46%)だった。
日本では雇用主が語学のスキルアップ支援を提供した場合、自身の職務に「非常に満足している」と回答する割合が22%に上り、支援がない場合(7%)と比べ約3倍。しかし、語学研修を提供している日本の雇用主は全体の 4分の1に過ぎない。
日本の英語学習者は、現在の仕事上のポジションを維持するために英語を学んでいる、と上級者の53%、中級者の37%が答えているが、かなりの割合(67%)は、将来のキャリアのために英語を学ぶ価値があると認識している。
調査は、ピアソン独自の英語学習指標である「Global Scale of English「GSE」)」のフレームワークに沿って実施され、回答者のモチベーションと自信の度合いについても調査した。
日本では、英語を週に一回以上使う人の割合は42%。読む、聞く、書く、話すの 4技能すべてに対する自信の度合いは世界平均に比べて低く、4技能すべてに自信がある人は7%(世界平均 25%)。また、英語で自分の考えを十分表現できていると感じている割合は 14%で、世界平均27%と比較して低い。
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