- トップ
- 企業・教材・サービス
- カシオ計算機、デジタル教材やAIドリルを提供する「リブリー」を子会社化
2024年3月27日
カシオ計算機、デジタル教材やAIドリルを提供する「リブリー」を子会社化
カシオ計算機は、26日に開催した取締役会で、デジタル教材やAIドリルを提供する「リブリー」と第3者割当増資等による「株式取得に関する契約」を締結した。
今回の契約締結で、カシオはリブリーの株式の約68.9%を取得し、5月中に同社を連結子会社にする予定。
株式取得を通じて、カシオは、リブリーとお互いが強みを持つ学習コンテンツやツールを補完することで教育現場に広く馴染むサービスを提供して、教育のICT化を進展させ、教育ビッグデータを活用した個別最適化学習や教育アセスメントの支援を行うなど、新たな価値創造を目指す。
カシオは、2021年からパソコン・タブレットでの学習に最適な総合学習プラットフォーム「ClassPad.net」(クラスパッド ドット ネット)を、ICT化が進む教育現場に提供。
同プラットフォームは、オンライン辞書や数学ツールなどの学習コンテンツとデジタルノート、授業支援の機能を統合しており、教師と生徒によるインタラクティブな授業や生徒同士のディスカッションに使えるなど、生徒の思考力の育成や効率的な学びに役立つICT学習アプリで、全国の高校を中心に245校(2023年3月現在)が導入。
一方のリブリーは、デジタル化した問題集などの学習コンテンツに強みを持ち、2017年から中高生向けにデジタル教材プラットフォーム「Libry」(リブリー)を提供。
デジタル教材とAIドリルの特性を併せ持つ同プラットフォームは、1つの端末で複数の教材や問題集を管理できるほか、学習履歴に基づいた「類似問題」や「苦手問題」を提示する機能で、生徒一人ひとりの学習状況や理解度に合わせて個別最適化できる学習を実現。全国の高校・中学校を中心に約600校(2024年3月現在)で導入されている。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)