- トップ
- 企業・教材・サービス
- 英検受験生向けWebサービス「スタスタApps」、準1級相当の「長文WPM測定」開始
2025年2月13日
英検受験生向けWebサービス「スタスタApps」、準1級相当の「長文WPM測定」開始
スタディスタジオは12日、同社の英検受験生向けWebサービス「スタスタApps」で、新たに英検準1級(CEFR-B2相当)レベルの英文を対象とした「WPM(Words Per Minute)計測テスト」を開始したと発表した。
従来の「スタスタApps」は、3級・準2級・2級向けの短めの英文を使って読解速度と理解度を同時に測定する仕組みだったが、今回は、180語以上の文章量を確保した「本格的な長文読解」を扱っており、受験者は実践的な速読トレーニングができる。
読み終えた時点で英文が消え、コピーも不可能な設計で、ただ速く読むだけではなく、深く正しく理解していなければWPMが算出されないよう、チート防止策を施している。
今回のテストは、3級や準2級向けの短文に比べ、構文や単語レベルも難度が高く、読み飛ばしでは理解が追いつかない仕組み。速くても内容を把握できなければ問題回答で正答できず、WPMは表示されないため、「速読+正確な読解」を要求する設計になっている。
これまでのWPMテスト同様、読了ボタンを押した瞬間に英文は消去され、問題回答時に再チェックや拾い読みができない。「一度読み」で本文の要点を頭に残さなければ、日本語の質問に正しく答えるのは困難。
また、問題文を日本語で提示する方式だと、ヒントを与えてしまう余地があったが、今回のテストは質問を英語で表示し、回答だけが日本語記述式で、適当に英語単語を貼り付けるだけでは太刀打ちできず、要点を理解していないと正答できない。
準1級レベルの文章は専門用語や難語が多いため、翻訳ソフトにコピペしてしまえば一気に意味を把握できる可能性が高い。そこで、今回のテストでは、テキストコピーを技術的に無効化し、「文中の英語を選択してコピペ」ができないようにして、純粋なリーディング力を測れるようにした。
また、今後は、英検1級や海外の大学受験レベルを想定した難度のWPMテストを提供して、英語上級者でも読解速度を測れる場を整備する計画。文量も300~400語、またはそれ以上に増やし、大学受験・IELTS・TOEFLなどを見据えた訓練ができるようにする。
【テストの概要】
①「スタートボタンを押すと3秒のカウントダウン」
利用者は心構えをしつつ、カウントダウン終了と同時に表示される180語以上の英文をできるだけ速く読み進める
②「読了ボタンで計測終了&本文消去」
読み終わったタイミングで「読了ボタン」をクリックすると時間が止まり、その瞬間に本文が画面から消滅
③「英語の設問に日本語で回答」
文章を正確に理解していないと回答できないよう、質問文は英語、回答は日本語。回答が間違っていればWPMは表示されず、テスト結果は認定されない
④「WPM表示とランク付与」
問題に正解すれば、1分当たりの読了単語数(WPM)が算出され、ユーザーの読解速度ランク(全12段階)も表示。結果を画像ダウンロードでき、自身のSNSや学習管理での記録も可能
関連URL
最新ニュース
- ベネッセ、ミライシード「オクリンクプラスPOWER UPDATE」ウェブセミナー5月8日開催(2025年3月27日)
- 中高生のお弁当事情、70%以上が週5日作っている=塾選調べ=(2025年3月27日)
- すららネット、子育て支援プログラム「ほめビリティ・ペアレンティング」の参加者を募集(2025年3月27日)
- 学習支援ソフト「MetaMoJi ClassRoom 3」、大幅に機能強化し提供を開始(2025年3月27日)
- SPLYZAと関西医科大学、AIによる動作解析技術の共同研究を開始(2025年3月27日)
- JDP、学生・若手対象「2025年度グッドデザイン・ニューホープ賞」 応募受付を開始(2025年3月27日)
- 「第37回国際情報オリンピック」「第5回ヨーロッパ女子情報オリンピック」日本代表選手を決定(2025年3月27日)
- こどもDX推進協会、正会員数100団体を突破(2025年3月27日)
- 国立高等専門学校機構、「第2回高専起業家サミット」高専生がビジネスプランを発表(2025年3月27日)
- ソフトバンクロボティクス、教育機関向け「Pepper for Education」ChatGPT機能の利用対象を小学生に拡大(2025年3月27日)