2025年4月10日
新学期、小学生の母親の65%以上が「子どもの学校生活に不安を感じる」と回答=ドラゴン教育革命調べ=
ドラゴン教育革命は9日、小学生の子どもを持つ母親330人を対象に実施した、「保護者が教師に求めること」に関する実態調査の結果をまとめ発表した。

それによると、「新学期を迎えるにあたり、子どもの学校生活について不安を感じることはあるか?」と聞いたところ、65.4%が「はい」と回答。「いいえ」は34.6%だった。

「どのような不安を感じるか?」を聞いたところ、最も多かったのは「友人関係がうまくいくか」72.2%で、以下、「新しい先生との関係がうまくいくか」64.8%、「勉強についていけるか」61.6%、「先生が子ども一人ひとりをしっかり見てくれるか」43.1%、「学校へ行くのを渋らないか」33.3%と続いた。

また、「これまでの学校や先生の対応の満足度」を尋ねたところ、「まあまあ満足している」が65.2%で、「非常に満足している」が16.7%という結果になった。この2つを合計すると80%を超え、小学生の子どもを持つ母親の8割以上が、これまでの学校や教員の対応に「少なからず満足している」ことが分かった。

「母親が学校や先生に求めていることと、実際の学校や先生の対応にギャップを感じることはあるか?」と聞いたところ、最も多かったのは「ときどき感じる」46.7%で、以下、「あまり感じない」39.1%、「よく感じる」9.7%と続いた。
「ときどき感じる」と「よく感じる」を合わせると55%になり、小学生の子どもを持つ母親の半数以上が、自分が学校や教員に求めていることと、実際の学校や教員の対応にギャップを感じることがあることが明らかになった。

また、「子どもの先生に最も期待していること」を聞いたところ、最も多かったのは「子どもが安心して学校生活を送れる環境づくり」35.8%で、以下、「子ども一人ひとりの個性や成長に合わせた対応」20.9%、「いじめやトラブルへの迅速かつ適切な対応」17.9%と続いた。小学校の教員には、「子どもが安心して学校生活を送れる環境づくり」を期待する母親が多いことが分かった。

「子どもの先生に求める、子どもへの姿勢や接し方」について尋ねたところ、1位が「子どもの気持ちに寄り添い、丁寧に話を聞く姿勢」55.5%、2位「全ての子どもに公平・公正な態度を取ること」44.2%、3位「一人ひとりの個性や特性を尊重した対応」43.9%という結果になった。
この調査は、小学生の子どもを持つ母親(20代~50代の女性)を対象に、3月21~24日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は330人。
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