2025年6月23日
就活生の生成AI活用にメリットを実感 理由は“就活の効率化や公平性の担保”=ABABA調べ=
ABABAは19日、2026年3月卒業予定の大学4年生のうち「就職活動時に生成AIを活用したことがある」という就活生245名を対象に実施した、「就職活動時の生成AI活用に関するアンケート調査」の結果を公開した。

それによると、事前調査(就活生818名)では、就職活動時に生成AIを活用したことがある就活生は4割以上と半数近くだった。

本調査では、「就職活動時にどのような場面で生成AIを活用していますか?」の問いには、「エントリーシートの作成に利用した」が63.3%、次いで「エントリーシートの推敲に利用した(ブラッシュアップ、誤字脱字チェック、添削など)」が55.5%となった。

「就職活動時に生成AIを活用することのメリットはありましたか?」の問いには、「とてもあった」が41.6%、「ある程度あった」が49.3%で、9割以上が生成AIの活用についてメリットがあったと回答。

「とてもあった」/「ある程度あった」と回答した人に、「就職活動時に生成AIを活用することでどんなメリットを感じましたか?」と聞いたところ、「効率的に就活を進められたので、たくさんの企業の選考に参加できた」の回答が52.5%。次いで、「効率的に就活を進められたので、大学生活や趣味を楽しむ時間ができた」が39.0%、「AIによる客観的な分析ができ、新たな自己PRのネタが発見できた」が37.7%と続いた。

「あまりなかった」/「まったくなかった」の回答理由では、「生成AIから出てきた結果に不信感を覚えたから」が50.0%、「生成AIを活用することでむしろ時間がかかってしまったから」が36.4%、「思ったような結果が生成AIから出てこなかったから」が27.3%と続いた。

「企業側が生成AIを活用して採用活動を行うことに対してどのように感じますか?」の問いには、「良いと思う」が37.1%、「どちらかというと良いと思う」が48.6%で、肯定的な回答が8割以上となった。

「良いと思う」/「どちらかというと良いと思う」の回答理由では、「選考期間が短縮され、選考結果が早く出る気がするから」が43.8%。次いで、「採用のすべてではなく、一部をAIで行うことは時代の流れもあるので、許容範囲」が39.5%、「採用担当者の個人的な判断に左右されないため、平等に感じる」が39.1%、「AIが自分にマッチングする企業を探してくれ、知らなかった企業との出会いがあって良い」が33.3%と続いた。

「どちらかというと良くないと思う」/「良くないと思う」の回答理由では、「学生も時間をかけて選考に臨んでいるので、企業側にも真摯に対応して欲しいから」、「一人の人間としてではなく、データだけで判断されている気がする」の回答が同率で51.4%、次いで「AI(機械)に人の気持ちは分からないと思うし、人を採用しているのだから人が判断するべきと感じるから」が34.3%となった。

「どちらかというと良くないと思う」/「良くないと思う」と回答した人は、「特にどの選考フェーズで活用されることに抵抗がありますか?」の問いには、「面接(グループディスカッションなどの集団面接なども含む)の合否をAIに判断されることに抵抗がある」が54.3%、「どのような選考フェーズでもAIが合否を判断することに抵抗がある」が37.1%となった。

「生成AIと接してみて、最も近い感情」の問いには、「親身になってくれる感じがして、親近感があるし頼れる」が32.2%。次いで「相手はAIだとわかっているので、何も感じない」が29.0%、「便利だが、どこか冷たく感じる」が21.6%、「人間のように接してくれることに、少し気味が悪いと感じることがある」が17.1%となった。
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