2025年9月12日
アドネス、リスキリングに挫折したビジネスパーソン450人に聞く「ドブに捨てた」学習投資額と時間
アドネスは2日、全国のビジネスパーソン450人を対象に実施した「リスキリング挫折の実態調査」の結果を発表した。
それによると、リスキリングを途中で断念したビジネスパーソンは、平均17.6万円の受講費用と平均153時間の学習時間を無駄にしていることが明らかになった。153時間は平日夜に週4時間学習するペースで換算すると約9カ月分に相当。これらの損失は個人の経済的・時間的負担となるだけでなく、企業においても生産性低下を招く深刻なロスであるといえる。
リスキリングを継続できなかった理由として 「モチベーションの維持が難しかった」72% が最多となり、次いで 「学習時間の確保が困難だった」46%、「教材・課題の難易度が高すぎた」39%の結果が得られた。
特にモチベーションの低下は挫折の起点になりやすく、時間不足や難易度の高さが重なることで負のスパイラルに陥るケースが多いことがうかがえる。これら3要因は相互に影響し合うため、開始直後から伴走型サポートを提供し、現実的な学習計画を立て、学習成果を適切に可視化する仕組みが不可欠であると考えられる。
受講完了者の71%が「身に付けたスキルを活かす場が社内外にない」と回答。部署の業務フローが変わらず、3カ月で学習内容の半分以上を忘却したという声も多数あり、アウトプット環境整備しない企業では投資が知識の死蔵に終わり、離職や再学習の負のループにつながる恐れがあると考えられる。
挫折を経験した回答者の79%が「適切な支援や環境があれば、もう一度リスキリングに挑戦したい」と回答。費用と時間を失ったとしても、キャリアアップや自己成長への意欲は決して消えていないことがうかがえる。具体的には「伴走型サポートがあれば続けられると思う」「学んだ内容をすぐ試せる職務やプロジェクトがあるなら再挑戦したい」といった声が多数寄せられた。
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