2025年10月16日
塾なし高校受験の勉強法、保護者の82.5%が「学校教材と市販教材で学習」と回答=じゅけラボ予備校調べ=
エンライクが運営する「じゅけラボ予備校」は15日、2025年度の高校入試を塾や家庭教師を利用せずに受験した子どもを持つ40~59歳の保護者234人を対象に実施した、「塾なしでの学習方法」に関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。

それによると、「塾や家庭教師を利用しない代わりに、どのように学習を進めていたのか」と聞いたところ、過半数(54.7%)の保護者が、学習の中心に「学校で配布された教材や課題」を据えていたことが分かった。
これは、教育費の負担を少しでも軽減したいという経済的な側面に加え、近年のGIGAスクール構想の推進や学習指導要領の改訂で、学校で提供される教育の質そのものへの信頼が高まっていることの表れと推察される。
また、「学校で配布された教材や課題を中心に学習した」54.7%と、「主に市販の問題集や参考書を使って独学した」27.8%を合わせると実に82.5%にのぼり、塾や家庭教師といった「与えられる学習」から、子どものレベルやペースに合わせて必要な教材を選び、能動的に学ぶ「自学自習」のスタイルが主流になっていることを示唆している。
特に、市販教材は苦手分野の克服や得意分野の伸長など、個別のニーズに細やかに対応できる点が支持されていると考えられる。
その一方で、自学自習を補完するイメージの強い「通信教育」の利用は15.8%、「保護者が学習計画を立てたり、勉強を教えたりした」という直接的な関与はわずか6.4%という結果で、かつての「教育ママ」に代表されるような、親がつきっきりで勉強を教えるというスタイルが少数派になっていることを示している。
共働き家庭の増加といった社会背景に加え、多様な学習ツールや情報にアクセスしやすくなった現代で、保護者の役割は学習内容に直接介入することから、子どもが集中できる環境を整えたり、適切な教材選びをサポートしたりする「マネージャー」や「伴走者」のような存在へと変化しているようだ。
この調査は、2025年度の高校入試を塾や家庭教師を利用せずに受験した子どもを持つ40~59歳の保護者を対象に、7月18日~9月3日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は234人。
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