2026年1月16日
「AIが使えるか」よりも「AIを前提に問い、判断し、仕事を再構成できるか」へ =コーナー調べ=
コーナーは14日、企業の人事担当者を対象に実施した「AI時代の人事・組織実態調査」結果を公表し、AI時代において評価される人材像が大きく変化しつつあることを明らかにした。
これはAI活用が進む社会において、人に求められる役割が「作業の実行」から「思考や判断の設計」へと移行していることを示している。
調査結果によると、従来重視されてきた「業務スピード」や「正確性」よりも、「問いを立てる力」「仮説を構築する力」といった、AIのアウトプットを前提に仕事を再構成できる能力が重要視され始めている。自由記述では、AIの操作スキルそのものよりも、AIの出力を判断・編集しながら業務やプロセスを設計・推進できる人材を求める声が多く挙がった。
また、人事が向き合う領域も変化しており、採用や育成といった運用改善に加え、評価やタレントマネジメントなど、人材活用の前提となる判断軸の再設計が重要なテーマとして浮かび上がっている。AI活用が進む中で、人事の役割は「制度を運用する存在」から、「組織の意思決定基準を設計する存在」へと拡張しつつあることが示唆された。
同社は本調査を通じ、AI時代における人材戦略の鍵は「AIが使えるかどうか」ではなく、「AIを前提に仕事や判断を組み立てられるか」にあると指摘している。
調査概要
調査対象:企業に就業中の人事部門役職者・担当者
調査期間:2025年12月2日〜12月8日
サンプル数:259名
調査方法:Webアンケート調査
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