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2026年1月26日
MAMORIO×東北芸術工科大学、声を出せない状況でも”助けを求める意思”を伝える仕組みづくりを支援
NEARIZEは22日、東北芸術工科大学の卒業制作プロジェクトと連携し、声を出せない状況でも助けを求める意思を周囲に伝えられる社会の仕組みづくりを支援したと発表した。
取り組みは、同学デザイン工学部企画構想学科の4年生の渡邉夕音さんによる卒業制作を中心に進められ、被害に遭遇した際に「怖くて声を出せなかった」という経験が見過ごされてしまう現状に対し、新たな選択肢を提示することを目的としている。
プロジェクトでは、同社が提供する紛失防止用のBluetoothタグ「MAMORIO」を技術的な基盤として活用し、声を発することなく意思表示ができる仕組みを疑似体験できるアプリを開発した。電波遮断カバーの着脱をトリガーに、周囲の協力者のスマートフォンへ通知が届くという想定のもと、ワークショップおよび検証用として設計されたもので、現時点では一般公開や製品化を前提としたものではない。参加者が「声を出さなくても助けを求められる」「周囲が誰かの異変に気づける」状況を実際に体感できる。
2025年12月には、大学内や公共空間を想定したワークショップを実施し、利用時の心理的なハードルや、第三者が通知を受け取った際の行動のしやすさ、さらには見守られているという認識がもたらす抑止効果の可能性などについて検証が行われた。同社は、Bluetoothタグの提供に加え、疑似体験アプリに関する技術的な助言や実証設計に関する意見共有を行い、学生の問題意識と企業の技術が交わる実践の場を支えた。
取り組みは商用展開や製品の販促を目的としたものではなく、テクノロジーが社会課題とどのように向き合えるかを、学生の試行錯誤とともに考えるための実証的な連携だという。
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