2026年1月28日
ZeroBankX、就実小学校がQRコードを「開く前に確認」する新しい安全対策を導入
ZeroBankXは、QRコード安全確認技術「OPENQR」を、就実小学校で1月28日から実運用を開始する。
QRコードを読み取った後にリンク先を開く従来型の運用に対し、「開く前に安全性を確認する」という新しい仕組みを教育現場に導入する。
OPENQRは、QRコードやURL自体を書き換えることなく、「参照する」という行為の直前に自動検証を行い、安全性を判定する。リンク先を即座に開くのではなく、SAFE/NOT SAFEの判定を経てから参照することで、不正なリンクや改ざんへの誘導を未然に防ぐことを目的としている。利用者の操作を増やさず、既存のQRコードや業務フローを変更しない。
教育現場では、教材配布や行事案内、申込受付などでQRコードの利用が日常化している一方、児童や保護者の注意力やITリテラシーに依存した対策には限界があるとされてきた。同小学校では、注意喚起や指導強化による事後対応ではなく、「事故が起きる前に構造で止める」考え方に基づき、OPENQRの実運用を決定したという。
同技術は、QRコード参照前に検証レイヤーを追加する「Secure Resource Layer(SRL)」の考え方に基づいて設計されていて、教育分野に限らず、金融、物流、医療、行政など、QRコードやURLが業務インフラとして使われている分野への展開も視野に入れている。これらの分野では、偽サイト誘導や業務指示の差し替えなど、「参照前に確認できていれば防げた可能性が高い事象」が共通課題として存在するという。
ZeroBankXでは現在、実運用を前提としたPoC(検証導入)を展開していて、1業務フロー・1端末から開始可能な90日間の検証を通じて、SAFE/NOT SAFE判定ログや評価レポートを取得する仕組みを用意している。
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