2026年5月11日
Z世代の新生活、高校生・大学生・新社会人が求めるのは「つながり」と「学び」=GMO NIKKO調べ=
GMOインターネットグループのGMO NIKKOが運営するマーケティングサービス「Z世代トレンドラボby GMO」は8日、今春、新生活を迎える新高校1年生・新大学1年生・新社会人計436人を対象に実施した、「新生活に関する意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「新生活で楽しみにしていること」を聞いたところ、「新しい出会い・人間関係」「新しい学び・仕事」が、新高1生・新大1生・新社会人のいずれでも上位にランクインしており、ライフステージを問わず、新しい環境での人とのつながりや学びへの期待がZ世代に共通しているのが分かった。
また、新高1生では、3位に「新しい環境で生活できること」27.0%が挙げられており、中学とは異なる仲間や授業、部活動、学校行事など、高校ならではの生活に対する前向きな気持ちが伺える。新大1生も、3位に「自由な時間や行動範囲が広がること」32.6%がランクインしており、高校から大学への進学による行動の自由度が向上する解放感への期待が数字に表れている。
一方、新社会人は、「新しい環境で生活できること」「自分の成長や変化を実感できそう」「新しい街・場所での暮らし」がそれぞれ23.2%で並び、一人暮らしのスタートなど、生活そのものが大きく変わることへの期待感が感じられる。
次に、「新生活で不安なこと」を尋ねたところ、新高1生は、1位「友人・同級生との人間関係」40.2%、2位「勉強についていけるか?」39.2%、3位「学業で成果を出せるか?」37.6%という結果になり、人間関係と学業の両面で緊張感の強さが際立った。
新大1生は、1位「学業で成果を出せるか」33.3%、2位「勉強についていけるか」30.4%となり、学業面の不安が上位を占めた。「人間関係の不安」25.2%は、高校生に比べやや落ち着いており、入学前からSNSなどを通じて多様なコミュニティでつながりを築きやすい環境にあるのが、今のZ世代大学生のリアルのようだ。
一方、新社会人は、1位が「初対面の人との会話」31.3%で、職場という、避けられないコミュニケーションの場に飛び込む緊張感がにじみ出ている。さらに「仕事で成果を出せるか」29.5%、「お金が足りるか」23.2%が続いており、社会に出ることへの現実的な不安感も垣間見える。
続いて、「新生活で『自分を変えたい』と思うこと」を聞いたところ、新高1生は、1位の「勉強にしっかり取り組むこと」40.2%と2位の「生活習慣を整えること」29.6%が10%以上差をつけており、高校での授業に対する緊張感が伺える。注目は3位の「外見や身だしなみを変えること」28.0%で、「高校デビュー」を意識したビジュアル面への変革意欲がはっきりと表れている。
新大1生は、不安なことの1位「学業で成果を出せるか」に関連して、自分を変えたいことの1位も「勉強にしっかり取り組むこと」37.0%だった。以下、2位「行動力を高めること」28.1%、3位「お金の使い方を見直すこと」27.4%と続き、アルバイトを始めたり一人暮らしで生活費を管理したりと、お金と向き合う機会が増える大学生ならではの意識の芽生えが伺えた。
一方、新社会人は、1位が「人間関係にもっと前向きになること」24.1%で、不安なこととして挙げていた「初対面コミュニケーション」への課題意識がそのまま「変えたい」という意志につながっている。また、「生活習慣を整えること」23.2%、「無理をし過ぎず自分らしく過ごすこと」23.2%が2位に並ぶなど、仕事に適応しながらも等身大の自分らしさを大切にしたいバランス感覚が際立っている。
最後に、「新生活で『新しく始めたい・挑戦したい』と思うこと」を尋ねたところ、新高1生は、1位「勉強・資格取得」29.1%、2位「新しい友人・知人を増やす」26.5%となり、人間関係への不安を抱えながらも積極的に友人をつくりにいこうとする姿勢が感じられた。「運動・筋トレ」25.9%が3位に入り、外見への関心とも連動している。
新大1生は、1位が「アルバイト」33.3%で、お金を稼ぐことへの関心が最も高かった。以下、2位「勉強・資格取得」28.9%、3位「貯金・資産管理」21.5%と続き、稼いで・貯めて・増やすというお金まわりの意識が高いのが分かる。「変えたいこと」でもお金の使い方の見直しが上位に入っていたことと合わせると、大学入学を機に主体的にお金に向き合おうとするZ世代大学生のマネーリテラシーへの関心の高さが浮き彫りになっている。
一方、新社会人は、1位「貯金・資産管理」25.9%、2位「生活リズムを整える」20.5%、3位「ダイエット・体型管理」18.8%で、社会人として生活環境が大きく変わるなかで、まず自分自身のコンディションを整えることを優先しようとしている様子が伺えた。
この調査は、今春、新生活を迎える15〜28歳の男女を対象に、3月27〜29日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は436人(新高1生189人、新大1生135人、新社会人112人)。
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