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2026年8月19日
intu、埼玉県オープンイノベーションプログラム「Canvas」に採択
intuは17日、埼玉県が推進するオープンイノベーションプログラム「Canvas」に採択されたことを発表した。
同社は、「考える力にモノサシを。」を掲げ、AIを活用して人の「考える力」を可視化する独自の評価指標「TQ(Thinking Quotient)」の開発と、思考力を育成する教育プログラム「アイディアクエスト」を展開している。
「TQ」は、自由記述を中心とした回答をAIが分析し、回答の正誤や知識量だけでは捉えにくい「どのように考えたか」という思考プロセスを多面的に可視化する独自の評価指標。思考の深さや広がり、多様な視点、問いを生み出す力などを分析し、一人ひとりの思考特性をレポートとしてフィードバックする。4月頃から本格的なデータ収集を進め、教育・スポーツなど複数の領域で実証を重ねている。
intuは埼玉県に拠点を置く企業として、今回のCanvas採択を一つの起点に、県内外の企業、教育機関、大学・研究機関、スポーツ団体、自治体などとの共創を進めていく。
思考力は、教育だけのテーマではない。さまざまな領域で「重要だが、測りにくかった力」が存在している。
例えば学校教育では、探究学習や総合的な学習において、問いを立てる力、情報を整理する力、多面的に考える力などが重視されている。一方で、探究のプロセスやそこで発揮された思考をどのように評価し、成長につなげるかは教育現場における課題の一つ。「TQ」を既存の教員評価やルーブリックに代わるものではなく「評価を補助する新たなデータ」として活用し、探究学習の過程や成長を可視化する共同研究・実証が考えられる。
企業の採用・人材育成では、学歴、資格、職歴、適性検査など既存の評価に加えて、正解のない課題に対して「どのように考えるか」を可視化することで、従来の指標だけでは捉えにくかった人材の特徴を把握する評価補助としての活用が考えられる。
スポーツでは、試合中の状況判断、相手の分析、振り返りや改善など、技術・体力だけでは表しにくい「考える力」を可視化し、競技力や成長との関係を検証することができる。
さらに医療・介護分野では、認知機能トレーニングなどの前後で思考の変化を測定し、既存の認知機能検査やQOL等の指標と組み合わせながら、トレーニング効果を多面的に評価するための補助指標として共同研究を行う可能性もある。
このほか、自治体職員の課題発見・政策立案、人材育成など、活用可能性は多岐にわたる。
同社は、それぞれの分野の専門家や現場が持つ知見・既存の評価指標と、「TQ」による思考力の可視化を組み合わせることで、単独では生み出せない新たな評価・育成モデルを共創していくという。
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