2026年8月21日
AiShow、中高生を対象に生成AIの体験型研修「AIと創る、キミの未来設計図」実施
AiShowは20日、かえつ有明中学校・高等学校(東京都江東区)で、中学・高校生を対象に、生成AIを実際に使いながら学ぶ体験型研修「AIと創る、キミの未来設計図」を7月に実施したと発表した。
研修の目的は、AIを”宿題を終わらせるための道具”としてではなく、”自分の可能性を広げる相棒”として使いこなすこと。あらかじめ用意した対話型AIとの会話を通じて、生徒一人ひとりが自分自身の特性や興味、関心に向き合い、将来に向けた行動計画「ロードマップ」画像を作成した。
近年、学校教育の現場では生成AIによるレポートの自動生成が広がり、学力低下への懸念が指摘されている。同社は、こうした課題に対して「AIを禁止する」のではなく、「AIを使いこなすためにこそ、人間の前提知識と学力が必要である」という本質を、生徒自身が体感できる機会を提供したいと考え、本研修を企画した。
恐怖や危機感で動かすのではなく、「知ることで世界が面白くなり、選択肢が増える」というポジティブな動機づけを軸に、生徒が主体的に学ぶ意欲そのものに火をつけることを目指して実施している。
■プログラム内容
【座学】「知るほど世界は面白くなる」
身近な事例(著名人のSNS投稿をめぐる誤解、闇バイトへの加担リスク、医薬品の個人売買トラブルなど)を通じて、前提知識がないままAIや情報を鵜呑みにすることのリスクを提示。そのうえで、「知っている」ことがAIとの対話の質そのものを変えることを解説した。
【実践ワーク】AIと紡ぐ「マイ・ロードマップ作戦」
生徒は、あらかじめ用意された対話型AIと会話しながら、次の3つの段階で、自分自身の将来に向けた行動計画「ロードマップ」を作成。
Step 1(自己整理):自分の好きなこと、興味、苦手なこと、クセ等を言葉にして、今の自分を整理する。
Step 2(未来描画):将来どんな暮らしをしたいか、何にワクワクするかを、遠慮なく自由に思い描く。
Step 3(計画策定と検証)::AIに中長期の計画と「今年やること」を提案してもらったうえで、その内容が本当に正しいかを確かめ(事実確認)、自分の考えを反映させて手直しする。
本研修で最も重視したのは、AIの提案をそのまま鵜呑みにせず、事実確認と「自分はこうしたい」という意志を持った修正と決定を行うプロセス。
「知識と学力は、AIに人生の操縦権を渡さず、自ら使いこなして未来の選択肢を広げるための最強の武器である」というメッセージを伝えて締めくくった。
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