2019年1月10日
今年させたい習い事1位はプログラミング、イー・ラーニング研究所調べ
イー・ラーニング研究所は、2018年から2019年に向けて「年末年始の子ども習い事アンケート」を実施し、9日その結果を発表した。
調査は、子どものいる20代~50代の男女189人を対象に昨年12月に行われた。それによると、2018年に子どもに学校以外の習い事をさせた親は65%で、習い事の内容では「学習塾」「スポーツ系」という回答が多く寄せられた。
「2018年、保護者間で話題になった習い事はありますか」という質問には56%が「はい」と回答。話題になった習い事は、「プログラミング教室」が1位、「英会話スクール」が2位となった。また、2019年にさせたい習い事は、「英会話スクール」と「プログラミング教室」が同数で1位となり、「スポーツ系」が2位という結果になった。
プログラミング教室は、2018年に話題になった習い事、2019年にさせたい習い事でともに1位となり、2020年の教育改革におけるプログラミング的思考の導入により、注目が高まっていることが窺える。さらに、その習い事をさせたい理由について訊ねたところ、「将来のためになると思ったから」という回答が最も多くなった。
子どもに将来なってもらいたい職業を訊ねたところ、「経営者」が1位、「プログラマー (SE) ・ゲームクリエイター」が2位となった。社会が大きく変化する中で、会社の先頭に立ち、問題解決をしながらリーダーシップを発揮する存在となってほしいと望んでいることが分かった。
さらに、約9割がスマートフォンやタブレットを使った学習に関心があると回答。その理由としては「手軽に学べるから」「繰り返し学習ができるから」という回答が多く、スマートフォンやタブレットの普及が高まる中で、生活の一部として学習に取り組みやすいことが窺える。
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