- トップ
- STEM・プログラミング
- 顔認証の「次世代インターホン」をろう学校の中高生が2日間で制作
2019年3月25日
顔認証の「次世代インターホン」をろう学校の中高生が2日間で制作
プロキッズは、KDDI主催のろう学校に通う生徒を対象とした「聴覚障がい者向けIT教室・2019」で企画から教材開発、当日の講師の支援を行い、その模様を22日に公表した。
この教室は、KDDIオフィスで、3月16~17日の2日間にかけて開催。ろう学校に通う生徒が、日頃から不便に感じることを、自らの手で解決することがゴール。
今回は、中学1年〜高校3年までのプログラミング初心者のろう学校生が集まり、「玄関のチャイムが聞き取れない」という課題に対し、AIやIoTを活用した「次世代インターホン」を制作した。
「次世代インターホン」は、インターホンを押した時に、写真を撮影し、顔認証で人物を判定して、来訪者の名前を自分のスマホへメールと写真で通知する。
さらに、メールに返信することで、来訪者が待つインターホンの画面にメッセージを表示。口頭での会話が難しい聴覚障がい者がやり取りすることもできる。また、外出先などインターホンに対応できないときでも、来訪者を知らせることができる。
同教室では、プログラミング言語「Python」の説明に始まり、人工知能の開発まで行った。人工知能の分野では、自分や友人の顔写真をパソコンに学習させ、人物を判定し、インターホンとメールを連携させるプログラミングにも挑戦。
来訪者の名前だけでなく、画像データをメールに添付することで、誰が来たかを分かりやすく知らせるようにした。
また、完成発表会では、インターホンの音が聞こえなくても、互いにやり取りできる様子を実演。その後のプレゼンテーションでは、これからもプログラミングを続けたいという意見が多く見受けられたという。
関連URL
最新ニュース
- Barbara Pool、渋谷区教委が小・中学校の探究を集約する「My探究」サイトを公開(2025年12月24日)
- 「マイナビ 2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」結果発表(2025年12月24日)
- 山形市、高校生のAI学習を支援する「ガバメントクラウドファンディング」開始(2025年12月24日)
- 「第11回関西教育ICT展」出展企業募集中 説明会動画を公開(2025年12月24日)
- 鎌倉女子大学短期大学部、授業の一部をオンデマンドで受けられる「DX時間割」来春導入(2025年12月24日)
- ドローンショー・ジャパン、高校生ドローンレーサー山本悠貴選手「WTW全国大会2025」2連覇(2025年12月24日)
- ユードム、小学生向けプログラミング大会「ユードムチャレンジカップ2025」に特別協賛(2025年12月24日)
- 丸文、AIコミュニケーションロボ「Kebbi Air」の教育市場への本格参入始動(2025年12月24日)
- SCC、全国の学生927人が参加した「アプリコンペ2025」の受賞作品を決定(2025年12月24日)
- Google for Education、「生成AIの『普段使い』で実現するこれからの教育現場」2月開催(2025年12月24日)











