2019年4月11日
中高生向け「次世代型キャリア教育ENAGEED」、タブレット版の提供開始
エナジードは10日、中学・高校生向け補助教材「次世代型キャリア教育ENAGEED」のタブレット版の提供を開始した。
「ENAGEED」は、2016年から中学・高校生向け補助教材として、主に「総合的な学習の時間」に活用されている教材。
「AIやロボットには代替の効かない、これからの時代に人が求められる力」を教師が授業で取り扱い、生徒が学ぶことができる。紙媒体で全国160校以上の国公私立の学校や40法人以上の学習塾で採用されている。
今回のタブレット版は、これまで紙媒体では実現が難しかった「ENAGEED」上での生徒のアクションや他生徒とのコミュニケーション度合いの測定、教師と生徒のインタラクティブな授業のサポートなど、デジタルの特性を活かした機能を開発した。
また、教師側の負担を減らすべく、スムーズな添削が行えるインターフェイスや教師向け指導書の大幅アップデート、研修など各種サポートの強化など、円滑な教育現場づくりを実現する。
具体的には、生徒が出したアイデアに対して、タブレット上で他の生徒からアクションボタンによる評価やコメントを受けることができる。これにより、生徒は自分のアイデアが認められるというポジティブな経験を積み重ねられる。
また、生徒一人ひとりの作業状況を、タブレット上でリアルタイムに確認でき、教員側で各生徒の進捗具合をキャッチアップすることで効率的にフォローできる。良いアイデアをリアルタイムでクラス全体に共有することで、生徒の発案を促すという。
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