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2019年4月19日
ACCESSと凸版印刷、ZETA対応IoTデバイス開発で協業
ACCESSと凸版印刷は18日、ZETA対応IoTデバイス開発で協業し、ZETAの普及拡大を推進していくと発表した。
この協業の下、ACCESSは、ZETA対応のIoTデバイス2機種、GPSを活用して人・モノの位置情報を監視する「GPS トラッカー」(ZETA版)、およびカメラで人・モノの位置情報を捉えAI解析する「IoTカメラ」(ZETA版)を開発。
IoTサービス向けLPWA(Low Power Wide Area)ソリューションとして、今夏から提供を開始する。両機種のZETAへの対応は、凸版印刷のZETA通信モジュールを採用することで実現している。
ZETAは、ZiFiSence Info Tech Co., Ltd.(英国ケンブリッジ)が開発した低電力でメッシュネットワークの構築が可能な次世代LPWAの規格。屋内外で膨大な数のモノがネットにつながるIoT時代の無線通信規格として、LPWA市場は今後爆発的に拡大すると見込まれている。
特にZETAは、電池駆動の中継器(Mote)を用いて、920MHz帯でメッシュネットワークを構築し、広範なエリアをカバーすることができる。
この特性を活かし、3G・LTE網の電波がカバーしきれない山間部での畜産、害獣対策、インフラモニタリング、防災対策などを対象にした様々なIoTサービスの市場開拓が期待されている。
今回ACCESSが新たに開発したソリューションは、ZETA網を活用することで、これまで困難だったエリアでの高付加価値なIoTサービスの創出を実現するもの。
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