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2019年8月9日
ISID×シビラ、ブロックチェーンで教育分野のコミュニティ可視化などを検証
電通国際情報サービス(ISID)とシビラの2社は9日、電通とともに、教育分野でブロックチェーン技術とDAOプロトコルを活用し、コミュニティの可視化と長期的な関係維持を実現する「共同プロジェクト」を開始すると発表した。
8月10・11日(岡山県)と17・18日(広島県)にそれぞれ1泊2日で開催する、メディアアーティスト・落合陽一氏の「SDGsサマースクール」で、受講履歴を証明するトークンを配布することで、従来の「学歴」では捕捉できない生徒と講師の関係性をブロックチェーン技術で可視化するとともに、イベント参加者が将来にわたって繋がり合える環境を提供し、その検証を行う。
今回のサマースクールは、課題解決型の人材育成を目指して、SDGsをテーマに開催。
参加する小・中学生が、進学先やキャリア形成の違いを超えて繋がり合えるDAOプロトコルを利用したチャット空間を提供することで、社会課題の解決に向けた相互協力の場として活用できる仕組みを実現する。
また、今回の実証実験に電通が加わることで、任意のテーマでコミュニティを組成するインセンティブ設計も検討する。
電通は、そこに参加して、講師や他の受講生と会話したりすることができる仕組みにサステナブル性を担保するためのコミュニケーションデザインを担う。
一方、ISIDとシビラは、情報技術面からの検証を担い、教育の領域でのDAOプロトコルの受容性を評価する。
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