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- IGS、休校や分散登校で問われる「自学力」の高い生徒の能力を数値化
2020年6月16日
IGS、休校や分散登校で問われる「自学力」の高い生徒の能力を数値化
Institution for a Global Society(IGS)は15日、3800万件を超える学習データをもとに、休校や分散登校で授業環境が不十分な中で自ら考え自学する「自学力」の高い生徒の能力を数値化したと発表した。
その結果、自学力の高い生徒は「自己効力」のスコアが高い生徒であることが明らかになったという。自己効力とは、何らかの課題に直面しても「自分ならできる」と自信をもって物事を進めることのできる能力を指す。
自学力の調査で明らかになったのは、2019年の新設校ながら注目を浴びているドルトン東京学園の生徒の自己効力の高さ。同校の荒木校長は、「恐れずに進め」という明確な判断軸があり、それに共感した生徒や保護者が集まっていること、「生徒の写し鏡」の教師自身がスクールモットーの「恐れずに進め」を実践していること、子ども扱いせずに1人の対等な人間として教師と契約する「アセスメント」という文化が根付いていることの3点を挙げている。
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