2020年6月18日
麗澤大、「完全オンライン化」「新評価方法追加」など新しい入試の形を導入
麗澤大学では、コロナ禍の影響を受け、2021年度入試をする受験生に対し今の入試制度だけでは適切な選抜ができない可能性があると判断し、新しい評価方法を導入することを決定した。
総合型選抜の課題プレゼン型入試では、調査書の提出、外部語学試験を出願条件としているが、課外活動や学外での活動が自粛を求められ、学部試験は軒並み中止や延期となるなか、これらの基準だけで選抜すべきではないと判断し、各学部で評価方法や受験方法を柔軟に対応することを決め、社会情勢に合わせた受験スタイルを提供できる仕組みを整えた。
全学部共通でオンラインのみでの受験を可とし、Wi-FiルーターやノートPCの貸し出しをするほか、国際学部では資格試験結果を必要としない評価方法による選抜の機会の設置、外国語学部では同学主催の能力審査を実施する。
また、経済学部では入試に活用できる「SDGs/2020高校生ソーシャルビジネスコンテスト」を実施する。SDGsの考え方に沿ったビジネスモデルやビジネスプランを考え、発表するイベントで、同コンテストで考えた内容を課題レポートとして提出することを認める。
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