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2020年11月18日
富士通、スーパーコンピュータ「富岳」2期連続世界第1位を獲得
富士通は17日、理化学研究所と共同で開発しているスーパーコンピュータ「富岳」が、世界のスーパーコンピュータに関するランキングの、①「TOP500」、②「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」、③「HPL-AI」、④「Graph500」のすべてにおいて、第1位を獲得したと発表した。
この結果は「富岳」のフルスペック(432筐体、158,976ノード)によるもので、「ISC2020」(2020年6月時)の数値を上回り2期連続の世界第1位を獲得。これらのランキングは、現在オンラインで開催中のHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)に関する国際会議「SC20」において、11月16日付(日本時間11月17日)で発表された。
4つのランキングすべてにおける2期連続での第1位獲得は、「富岳」の総合的な性能の高さを示すものであり、新たな価値を生み出す超スマート社会の実現を目指すSociety5.0において、シミュレーションによる社会的課題の解決やAI開発および情報の流通・処理に関する技術開発を加速するための情報基盤技術として、「富岳」が十分に対応可能であることを実証するものだという。
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