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2020年11月19日

IIBC、「TOEIC Listening & Reading IPテスト」AI活用した試験監視サービス

日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は18日、企業・学校など団体向けに提供しているTOEIC Listening & Reading IPテスト(オンライン)についてAIを活用した試験監視サービスの開発を進めており、来年3月にサービス開始を予定していると発表した。


同社では今年4月から、場所や時間を選ばずに実施できるオンライン方式のIPテストの提供を開始し、本人確認や不正行為防止のため7月からリモート試験官サービスを導入した。

しかしながら、遠隔で人による試験監督を行う場合、受験者は所属する団体が定めた試験の開始時間に合わせていっせいに受験する必要があることから、このたび、AIによる不正解析を行う「AI監視サービス(仮称)」を3月から開始することとした。

同サービスでは、受験中の様子を録画したデータをAIが事後解析するため、テスト・セキュリティを向上させながらも、一人ひとりの最適な時間に合わせたテスト実施が可能となる。団体の担当者はWebの管理画面で、解析結果および録画動画を確認することができる。同サービスは、イー・コミュニケーションズが開発したAI解析エンジンを使ったオンライン試験不正監視サービス「Remote Testing AIアナリスト」を利用している。

来年3月から、TOEIC Listening & Reading IPテスト(オンライン)とTOEIC Bridge Listening & Reading IPテスト(オンライン)の2つのテストからサービスを開始する。リアルタイムで人がモニタリングを行うリモート試験官サービスと合わせて、実施の規模や状況に応じて選択できる。価格など詳細に関しては2月に発表を予定している。

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新サービスに関する問い合わせ

国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)

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