2020年12月10日
ヴェルク、大阪大と共同研究を開始 大学IRにおける分析の効率化を推進
ヴェルクと大阪大学 高等教育・入試研究開発センター(CHEGA)は9日、「DX推進に向けた新たな大学IRの社会実装」を研究題目として11月1日から共同研究を開始し、同日に大阪大学吹田キャンパスに研究室「Institute Research Innovation Laboratory」を開設したと発表した。
大学経営を支えるデータ分析などのIR(Institute Research)業務は、データの可視化、モニタリング、分析など多岐にわたり、大学教育においても、エビデンスに基づいた教育改善、教育の質保証などの観点から重要性がますます高まっている。
こうした状況を受け、IRI Lab.では、CHEGAに蓄積された高等教育に関する実証的な調査研究の成果と、ヴェルクが保有するIT技術、大学IRに関する知見を融合し、大学IRにおけるAI技術やBI(ビジネスインテリジェンス)ツールを活用した業務改革や作業支援など、IRプロセスの刷新に向けた研究を推進していく。
具体的には、大学IRへのAI技術の導入、BIツールの導入・展開、大学におけるDX推進をリードする人材の育成プログラムの開発・提供を実施する。これらの取り組みはいずれも国公立および私立大学への還元を前提としており、セミナーやWebサービスなどの形態で順次提供を開始する。
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