2021年2月10日
共立女子大、教育のデジタル化を強化「Kyoritsu 教学DX推進プラン」が始動
共立女子大学・共立女子短期大学は8日、学生のために教育のデジタル化を強化する「Kyoritsu 教学DX推進プラン」を始動したと発表した。
同大学では2007年度から授業支援システムを積極的に導入してきた。2019年度には同システムを高度化したLMSに更新し学修環境のDX(デジタルトランスフォーメーション、以下DX)化を推進。この度、ニューノーマル時代の教育を一層充実させるため、「Kyoritsu 教学DX推進プラン」を策定し、学生のための教育のデジタル化を強化する。
場所を選ばず学べるオンデマンド型オンライン授業は、教養教育科目などオンラインでの学修に適した科目で導入する。また全講義室に設置するWEBカメラを使い、ハイフレックス型授業の実施や、LMS、学修ポートフォリオの利活用による学修環境の向上を目指す。また、学生のPC利活用スキルの向上とオンライン授業での活用のため、2021年度新入生からは「Kyoritsu Myパソコン」として学生全員のPC保有を原則とする。
オンラインを活用する学生の利便性向上のため、AIチャットボットを導入し、履修登録等の疑問に即時に対応する機能を整備。これらのDX推進プランは、2019年度に開設した「全学教育推進センター」による学生・教員へのサポートにより実現していく。
同大学では「Kyoritsu DX推進プラン」に基づき、学生のための教育のデジタル化を強化しながらも、引き続き対面での授業をはじめとした活動を重視し、一人ひとりの学生に適した教育の更なる充実を目指す。
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