2021年4月7日
N高起業部、家族向けスケジュール共有アプリ開発運営会社「Reizoko」が法人登記
角川ドワンゴ学園 N高等学校(N高)は5日、同校の「N高起業部」の起業部第3期生による、家族向けスケジュール共有アプリを開発・運営する「Reizoko」が、法人登記されたことを発表した。
「Reizoko」を開発したのは起業部3期生で今春3月にN高を卒業した卒業生の酒井翔平(さかいしょうへい)さん。きっかけは「家族それぞれのスケジュールを把握するのは大変だなあ」という自身の母親の一言。酒井さんの家族は3人兄弟の5人家族。ときに起こるすれ違いをきっかけに家庭内で些細な揉め事が積み重なり、スケジュールの共有は母だけでなく家族共通の悩みに。
このことを酒井さんが通っていたN高 京都キャンパスで話してみたところ、同じ悩みを持つ友人がいることに気づいたという。酒井さんは「僕たちの家族・日本中の家族が抱える
家庭の悩みを解決したい」という思いから、家族向けのスケジュール共有アプリ「Reizoko」の開発に着手し、取り組んだ。Reizokoは「日本中の家族を幸せに」をビジョンに掲げ、活動を続けていくという。
「Reizoko」のサービス内容は、「家族間の共有に特化した機能」と「地域密着型クーポン」。「家族間の共有に特化した機能」は、「晩御飯は食べる?」「何時に帰ってくる?」など家族間で確認したい内容について、短時間で回答できる簡単なアンケートや、家族のスケジュール共有、頼み事の連絡といった機能を導入。
「地域密着型クーポン」は、スケジュール共有などによって生まれた家族の時間をより豊かにしてもらうためのクーポンを配信。例えば、映画館や遊園地、ファミリー向けのレストランなど、家族向けの娯楽施設や飲食店のクーポンが入手できる。
「Reizoko」の名前、およびアイコンの由来は、酒井さんの家庭では冷蔵庫に貼ってあるカレンダーに予定を記入したり、冷蔵庫にメモを貼ってスケジュールの共有。これは冷蔵庫が家族のコミュニケーションの中継地点になっているのではないかと考え、家族に特化したスケジュール共有アプリのモチーフに冷蔵庫を起用。
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