- トップ
- 企業・教材・サービス
- カスペルスキー×静岡大、高校生向け「情報セキュリティ啓発教材」を無償提供
2021年6月17日
カスペルスキー×静岡大、高校生向け「情報セキュリティ啓発教材」を無償提供
カスペルスキーと静岡大学は、主に高校生を対象にした情報セキュリティ啓発教材「ネットの『リスク』を見きわめよう(高校生編)」を共同で開発し、授業などで活用できるよう、16日から無償ダウンロードを開始した。
同教材は、キャッシュレス決済や課金、ネットショッピングなどの注意点を、具体的な状況の中でカードを使って考えながら学ぶことを目的に、カスペルスキーと静岡大准教授の塩田真吾研究室が共同で開発。
学校の1コマの授業で実施できるように、生徒用のカード教材や教員用の指導案、説明スライドなどの教材一式が揃っている。
生徒が使う各カードの表面には、ネットショッピングやキャッシュレス決済時などに身近で起こり得る状況が記載され、裏面にはその具体的なスマホ画面を提示。生徒は、その画面内容が怪しいか怪しくないかを判断し、グループでディスカッションする。
教員は、説明スライドに沿って、カードごとに具体的に記載された気を付けるべきポイントを説明しながら答え合わせをする。また、ワークシートには、個人情報が漏えいした事例をもとにその原因を考えさせる項目があり、生徒はリスクを見極める判断力が身に付く。
さらに、目で見て判断できる怪しさには限界があり、目に見えない怪しさに対してはセキュリティ対策ソフトを利用する重要性も学べるようになっている。
両者はこれまでにも、Webサイトやアプリに潜む危険性を判断する力をつける「ネットの『あやしい』を見きわめよう(中高生編)」や、シニア層がインターネット利用に関する判断力をつける「ネットの『あやしい』を見きわめよう(シニア編)」を共同で開発し、好評を得ている。
「ネットの『リスク』を見きわめよう」概要
対象:主に高校生(中学生も利用可)
実施時間:約50分(1コマの授業で実施)
利用:無償
教材:
・教員用:教材を利用した授業指導案、説明スライド
・生徒用:カード(1組5枚、ネットショッピング編とキャッシュレス決済編の2セット)、ワークシート、カード台紙
教材のダウンロード
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)