2021年6月18日
佛教大学、通信教育課程に「AI型 チャットボット」の導入を決定
佛教大学は16日、通信教育課程において学習支援の強化と業務の効率化を目的に、9月から「AI型 チャットボット」(自動応答システム)を導入すると発表した。事務局の開室時間に関わらず問い合わせが可能になり、学生や入学希望者の利便性やサービスを向上させ、より高度な教育環境の実現を目指す。
同大学の通信教育課程では、幅広い年代の学生約8000名が勉学に励んでいる。学習や入学にかかわる質問は、電話や郵便、FAX、メールなどを合わせると、年間4万件を超えている。
自学自習を常とする通信教育課程の学生に対して、学習サポート体制の充実は重要な課題だった。同システムの導入により、問い合わせに対する利便性やサービスを向上させること、回答業務を削減することで業務効率が上がることを期待。より手厚い対応が必要な学生への対応時間を確保することが出来ると考えている。
導入するのは、BEDORE社の自動対話エンジン「BEDORE(べドア)Conversation」。通信教育課程の在籍者約8000名、入学希望者約2000名が対象。導入時期は9月を予定している。
通信教育課程での導入効果を検証した後、通学課程においても新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として非接触型の学生サービスとして提供することも検討している。
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