2021年6月21日
Schoo、大学・専門学校向け「DXプラットフォーム」を近畿大でテスト導入
Schoo(スクー)は、同社が開発した、大学・専門学校などの高等教育機関向けDXプラットフォーム「Schoo Swing(スクー スウィング)」(β版)のテスト導入を、18日から近畿大学・理工学部情報学科で開始した。
同プラットフォームは、「授業中はもちろん、授業前から授業後まで オンラインの教育フローを一元化」をコンセプトに、同社が高等教育機関に特化して開発を進めている「CMS/LMS一体型クラウドベースの学習管理・配信プラットフォーム」で、今回のテスト導入が、国内提供の第1弾。
同プラットフォームは、オンラインでのライブ・オンデマンド形式の授業に加えて、ハイフレックス形式の授業にも対応しており、それらを組み合わせて最適なハイブリッド型教育が行える環境を構築。
また、オンデマンド授業を管理するCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)、ライブ授業を実施するTV会議システム、教材配布や学習データを管理するLMS(ラーニング・マネジメント・システム)など、複数のツールを組み合わせて対応することが多い複雑なシステム構成を、同プラットフォーム1つで代替でき、教員の授業以外の作業負荷を削減できる。
さらに、10年間オンライン授業を提供してきた同社のノウハウを活かしたプロダクト設計と、ライブ視聴、オンデマンド視聴、出席、課題提出状況など学生の広範なアクティビティデータが取得できるようになり、学生毎の学習状況の正確な把握ときめ細やかな指導、教材の質向上、教員の授業の質評価などに活用できる。
同社は、昨年10月に同大と締結した「DXアドバイザリー契約」を皮切りに、同大のDX推進を支援しており、今回のテスト導入はその取り組みの一環。
また同大では、従来の対面授業に加えてオンデマンド授業を新たな選択肢の1つとして提供することで、デジタルを駆使した新時代の学生生活と新しい教育モデルの創生を目指してDX化を推進している。
同大の情報学研究所では、今回のテスト導入で収集される様々なデジタルデータを活用することで、教育をデータに基づいて科学的に分析していく。
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