2021年7月7日
大分県立高校の体育・部活動向け “STEAM Sports”プログラム実施
STEAM Sports Laboratory は、大分県が取り組む「横断的に学ぶSTEAM教育」の一環として、 6月28・29・30日の3日間で「STEAMタグラグビー」「STEAMバスケットボール」「STEAM野球」の導入に向けた教員向け研修を実施した。11校の高等学校の教員が授業・部活動での活用を視野に入れ受講したという。
同社は、 “経済産業省「未来の教室」実証事業”にSTEAM×Sportsの事業者として採択されている。
各競技の概要
【STEAMタグラグビー】
算数/数学やプログラミングを活用しながら、タグラグビーで直面する問題解決を図る。タグラグビーと算数/数学およびプログラミングから得たデータと、ボードゲーム・AIを連動させ、効果・効率的にタグラグビーの戦略・チーム力・技能向上を目指す。
【STEAMバスケットボール】
バスケットボールでは、シュートやリバウンドなどにおいて、確率・統計が関係している。その数字からさまざまな要因を把握し、議論することで、自分たちのチームや相手チームの特徴をつかみ、効果的な練習プランや戦略をたて、技能向上につなげる。プロチームがデータをどのように活用し、試行錯誤しているかについても、アクティビティなどを通じて学ぶ。4ファクターズという、バスケットボールにおける4つの大事な指標を理解し、活用する。
【STEAM野球】
プロ野球の世界でのデータの使われ方、考え方などを、アクティビティを通じて学ぶとともに、スコアブックデータを活用し、打率計算・打順シミュレーションソフトなどを通じて、自分たちのチームならばどのような練習プラン・戦略がよいかなどを議論する。
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