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2021年7月20日
母子手帳アプリ「母子モ」、予防接種の手続きオンライン化支援サービスを開始
エムティーアイは19日、同社の母子手帳アプリ「母子モ」で、乳幼児期の予防接種に係る手続きのオンライン化を支援する「母子モ 子育てDX小児予防接種サービス」の提供を開始すると発表した。
これまで自治体や医療機関では、予診情報や接種歴に関する業務を紙によるやりとりで行い、多大な時間と労力が生じていた。
また、紙による情報管理のため、接種間違いや接種漏れが発生する可能性も高く、デジタル対応することで、情報の正確さと業務の効率化が求められていた。
同サービスは、これまですべて書類でやりとりしていたものをデジタル化し、予診票による管理や処理をオンライン上でできるようにすることで、事務処理を簡便化し、自治体や医療機関の予防接種に係る煩雑な業務の効率化・高度化を手助けする。
自治体では「母子モ」を通じて健康管理システムに合わせたデータに基づいた接種情報の配信や、医療機関では自治体への請求処理を電子記録された接種台帳を基に生成することなどができる。
同サービスに対応した地域に住む「母子モ」ユーザーは、自治体から配布される専用QRコードを読み込むだけで、アプリ上で予診票の入力と医療機関への提出ができる。
また、PUSH通知で月齢・年齢や接種歴に合った接種勧奨が届き、煩雑な接種日のスケジュール管理も簡単にできる。複数接種の場合も1回の入力で提出が完了し、予防接種に係る手間を大幅に削減できる。
「母子モ 子育てDX」は、自治体の子育て関連事業のオンライン化を支援するサービス。オンライン相談サービスに加え、乳幼児健診や小児予防接種の手続きのデジタル化にも対応を予定している。
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