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2021年9月10日

松江高専、周辺地域の小学5・6年生と中学生を対象にSDGsにつながる理科学教室を開催

松江工業高等専門学校は8日、周辺地域の小学5・6年生と中学生を対象に、持続可能な開発目標(SDGs)につながる理科学教室を開催したと発表した。

日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス」の採択事業で、「波力発電を研究してみよう!~空気タービン工作と飛行機モデル実験による体験学習~」と題し、機械工学科・高尾学教授らが研究している振動水柱型波力発電を小・中学生に教えた。7/22,8/5,8/21,8/24の計4回実施し、今秋にも同内容で実施する予定。

この教室は、持続可能な開発目標(SDGs)に関する取組みで、SDGsの17の目標のうち、7番目の「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」と13番目の「気候変動に 具体的な対策を」につながるもの。

教室後に実施したアンケート調査によると、90%以上の生徒・児童が「おもしろかった」「わかりやすかった」「科学に興味がわいた」と回答した。

振動水柱型波力発電は、海面に設けた装置内の水柱が波の運動とともに上下することで装置内に空気の往復流が発生し、その往復流の中でも常に同一方向に回転する特殊な空気タービンと発電機を使って発電する。

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