2021年9月13日
AIボイス筆談機「ポケトークmimi」の実用検証、聴覚障がい生徒が通う大阪府の550学級を募集
Silent Voiceは、ソースネクスト社と共同で、AIボイス筆談機「ポケトークmimi」を使った実用検証を10月から開始するのに先駆け、大阪府の小学校、中学校、高校、特別支援学校を対象に、同製品の貸出を希望する学級(最大550学級)の募集を10日から開始した。
「ポケトークmimi」は、話した言葉を瞬時に文字で画面に表示して、耳の聞こえない・聞こえにくい人とのコミュニケーションを円滑にするAI筆談機。
今回の実用検証では、延べ最大550学級で、2カ月~最大6カ月間、同製品を実際に使用してもらい、児童・生徒やその家族、教師などにどのような変化があったかを調査し、同製品の実用性を検証する。
この実用検証は、Silent Voiceが主催する、耳の聞こえない・聞こえにくい児童・生徒を支援する「DACCOプロジェクト」の一環として実施。大阪府が、9月10日から対象校に配布したチラシとWebから応募できる。
「実用検証」の概要
スケジュール:
・9月10日(金)「端末利用希望学級の募集を開始」
・10月「希望学級へ端末配布および使用開始」
・12月「中間アンケートを実施」(予定)
・2022年4月以降「最終調査結果まとめ」
募集学級数:延べ最大550学級(50学級は約6カ月使用、500学級は前半と後半に分けてそれぞれ約2カ月間使用)
対象学級:大阪府の聴覚障がいのある小・中・高校生が在籍する学校・学級(普通校、特別支援学校を含む)
使用シーン:友人、家族とのコミュニケーション、授業利用(教師が同製品を利用して授業を行い、耳の聞こえない・聞こえにくい児童・生徒をサポート)など
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