2021年9月30日
22年卒オンライン採用活動からリアル活動への揺り戻し = CareerMap調べ=
グッドニュースは28日、2022年卒採用活動の影響、実態把握を目的として、専門学生向け就活サイト”CareerMap”を利用中の採用責任者に対して採用の状況に関するアンケート調査を実施したことを発表した。
採用に関しては、昨年よりも意欲的な企業が増えている。「採用予定なし」と答えた企業が全体の4.1%と前回の13.6%から9.5ポイント改善。採用予定人数についても、5人以上の複数人数を採用する企業の割合が28.9%と約3割に。
飲食業界については、昨年の採用活動を途中でストップした影響もあり、5人以上の複数人数採用企業が47%と全体の半数となり、採用活動の復活を強く印象づける結果に。22卒の採用充足度については、採用充足10%未満企業が約4割と、採用意欲は継続。採用充足度についても、21年卒は採用充足100%と答えた企業が3割程度あったのが、22年卒については1割にとどまっている。一方、採用充足10%未満と答えた企業(ほぼ採用ができていない)が、4割と採用意欲がまだまだある企業が明らかに増えているという。
コロナ禍の中での初めての採用活動だった昨年と比較しても、影響を受けての採用活動の変更については、今年度はほとんど見られない。採用活動については、オンラインが主流だった昨年と比較して、今年度は感染対策にも慣れ、オンライン実施とリアル実施の割合が逆転し、むしろリアルが主流の活動に戻りつつあるという。
この調査は、8月19日〜9月9日にかけて、新卒卒採用をCareerMapで実施している企業を対象に、メールを送信しアンケートフォームへの回答する形式で実施した。回答社数は、1652社。
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