2021年11月11日
高校生の半数以上が「毎日スマホゲームで遊んでいる」と回答=LINEリサーチ調べ=
LINEは10日、同社のスマホ専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、全国の高校1年~3年生の男女1046人を対象に実施した、「高校生のスマホゲーム事情に関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「普段、スマホゲームでどのくらい遊んでいるか」を聞いたところ、「毎日」ゲームをしている高校生が半数以上いた。うち、男子高生は「毎日」の割合が65%で、女子高生の45%に比べ圧倒的に高い割合だった。
一方、「スマホゲームは、まったくしない」という割合は全体の16%で、女子高生は約2割、男子高生は約1割と、女子高生のほうがスマホゲームをしない割合が高かった。
学年別では、「毎日ゲームをしている」割合はどの学年も半数以上と高い割合だが、1・2年生に比べて、3年生はやや低くなっている。
「どんなときにスマホゲームで遊んでいるか」を聞いたところ、全体のTOPは「暇なとき/何もすることがないとき」が7割超、2位は「家でくつろいでいるときに」が7割弱という結果だった。
全体3位以降は、「待ち時間に」「勉強の休憩中/合間に」といったスキマ時間や、「寝る前、ベッドやふとんなどの中で」が4割台で続く。「通学中/移動中に」「学校の昼休み/休み時間に」など、学校の行き帰りや休み時間にゲームをしている割合も3割前後あった。
男女別にみると、女子高生は「勉強の休憩中/合間に」「寝る前、ベッドやふとんなどの中で」が男子高生よりも高い割合。
一方男子高生では、「学校の昼休み/休み時間に」「友だちといるとき」が、女子高生よりも高い割合になっており、男子高生は「外出先で」も女子高生に比べ高い割合だった。
「スマホゲームを選ぶときに重視していること」を聞いたところ、全体1位は、「無料で楽しめる」で約7割。2位以降は、「飽きずに長く楽しめる」「遊びごたえがある」「キャラクターが好き」といった、ゲームの楽しさやキャラクターに関する項目が4割超で続いた。
男女別にみると、男女ともにTOPは「無料で楽しめる」で、特に女子高生では8割弱の高い割合。2位以降は、男女で順位に違いがみられた。
女子高生は、2位の「キャラクターが好き」、7位の「絵がきれい」など、ゲームの登場人物やグラフィックなども重視している傾向。また、8位「操作が簡単」、9位「ルールがわかりやすい」といったように、気軽に楽しめるゲームを選ぶ生徒が多かった。
一方男子高生は、5位に「長い時間遊んでいられる」がランクインしており、女子高生に比べても高くなっている。遊びごたえがあって、長く楽しめるということもゲームを選ぶうえで重要なようだ。
また8位に「友だちと一緒に遊べる」、14位に「通信対戦できる」もランクイン。男子高生は友だち同士で対戦ができ、一緒に遊べるゲームかどうかもポイント。
学年別では、「長い時間、遊んでいられる」「流行っている/話題になっている」は、低学年の割合が高い傾向にあった。
「いまハマっているスマホゲーム」を、2021年9月時点のApp StoreやGoogle Playストアのランキング上位を中心にピックアップしたゲームの中から選んでもらったところ、全体TOPは「LINE:ディズニー ツムツム」だった。
2位は僅差で「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」で、男女ともに2位と人気だった。3位以降には、「パズル&ドラゴンズ」「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」「モンスターストライク」が続いた。
男女別にみると、男子高生のTOPはパズルRPGの「パズル&ドラゴンズ」で2割弱。2位以降は僅差で続いており、回答割合が分散している印象。
さらに男子高生では「プロ野球スピリッツA」「eFootball ウイニングイレブン 2021」といったスポーツ系もランクイン。「ウマ娘 プリティーダービー」も男子高生の方が高めの割合で、「ポケモン GO」も男子高生で8位にランクインした。
一方、女子高生のTOP3は「LINE:ディズニー ツムツム」「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」「ディズニー ツイステッドワンダーランド」という結果に。
女子高生ではTOP3に回答割合が集中しており、はまっているゲームの傾向がはっきりしている様子。また、「この中にはない/特にない」と回答した女子高生も3割いた。
リズムゲーム系や、女子高生がスマホゲームを選ぶ際に重視する、「キャラクターが好き」「絵がきれい」などにマッチしたゲームが上位になっている傾向がみられた。
この調査は、LINEユーザーの日本全国の高校1年~3年生の男女を対象に、9月29日~30日にかけて実施。有効回収数は1046サンプル。
関連URL
最新ニュース
- 「EDIX(教育総合展)東京」、5月8~10日に東京ビッグサイトで開催(2024年5月2日)
- 第一志望に合格した大学生の5割以上が、2回以上「志望校が変わった」と回答=武田塾調べ=(2024年5月2日)
- アディッシュプラス、宮崎市による「宮崎市こころつなぐライン相談」事業を受託(2024年5月2日)
- Adecco、東京都「デジタル人材育成支援事業(短期集中コース)」の運営を開始(2024年5月2日)
- DNP、不登校児童・生徒などを支援する3Dメタバースを東京都の30自治体等に展開(2024年5月2日)
- ラインズ、入退室管理システム「安心でんしょばと」仙台市で一斉導入(2024年5月2日)
- コドモン、大阪府摂津市のこども園にICTサービス「CoDMON」導入(2024年5月2日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が山梨県南アルプス市で提供開始(2024年5月2日)
- ミラボの子育て支援アプリ「子育てモバイル」、岐阜・美濃市が導入(2024年5月2日)
- iU、eスポーツルーム開設 新年度から正式カリキュラム化も検討(2024年5月2日)