2021年12月29日
大垣市教委×早稲田システム開発、歴史文化施設等でICT活用について連携協定を締結
早稲田システム開発は28日、大垣市および大垣市教育委員会、共立コンピューターサービスと「先端技術の活用による歴史文化施設等のサービス充実に向けた連携協力」に関する協定を締結したと明らかにした。
ICTなどの先端技術の活用を加速する大垣市が、市内の歴史文化施設などにおける展示ガイダンスシステムの構築・運用を通じて市民サービスのさらなる充実を図るもので、12月22日に大垣市役所にて締結式が行われた。
同社はミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」に係るシステムの提供と運用のサポートを担当する。これにより、来館者がスマートフォンやタブレットで音声による解説を聴いたり、関連画像を閲覧したりできる環境が各施設に整うこととなる。また、ポケット学芸員は市内の教育機関の学習コンテンツとしても活用が予定されている。
ポケット学芸員はクラウド型の収蔵品データベースシステム「I.B.MUSEUM SaaS」が提供する、スマートフォンおよびタブレット向けの展示ガイドアプリ。利用各館がひとつのアプリを共用できる点が大きな特徴で、利用者側は手持ちの端末にインストールしておけば全国のサービス実施館の展示ガイドを利用することが可能となる。また、テキストデータだけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報を発信することができる。
同社は展示ガイダンスサービスの運用にまつわるコンサルテーションを無償で行いながら、市内各施設から集まる導入効果などのフィードバックを反映することで好循環を生み、今回の連携協定が大きな成功を収めることができるように努めていく。なお、展示ガイダンスサービスは来春からの順次運用開始を予定している。
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