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2022年2月2日
早稲田システム開発、ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が松岡美術館に導入
早稲田システム開発は1日、スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」が、松岡美術館に導入されたと発表した。
同美術館では、かねてよりスマートフォンでもフィーチャーホン(ガラケー)でも利用できるQRコードによるテキスト解説サービスを提供してきた。2019年6月からの長期休館中にサービスの見直しを行う中で、スマートフォンの普及状況や3G通信サービス終了のアナウンスを受け、QRコード解説から、収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」に付属する「ポケット学芸員」に切り替えることにした。
「ポケット学芸員」は、同館が収蔵品管理システムとして利用していた「I.B.MUSEUM SaaS」に付属する機能のため、追加コストがかからず、同じシステム上でデータの管理・編集ができることが決め手となった。テキストだけでなく画像や動画、音声といった様々なスタイルで情報の発信ができ、多言語にも対応していることも大きな魅力だった。また、お客様ご自身の端末で利用できるため、感染症対策の観点からも有用である。
同アプリは、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリ。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができる。ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されている。
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