2022年4月15日
慶應義塾大学SFC研究所と富士通、学籍証明書の属性情報を利用する実証実験を実施
慶應義塾大学SFC研究所と富士通は、個人の属性情報(デジタルアイデンティティー)を、異なるアイデンティティー基盤を相互接続して連携利用する実証実験を3月17日から4月12日まで実施し、有効性を確認した。
実験では、慶應義塾大学の次世代デジタルアイデンティティー基盤から実験的に発行したデジタル学籍証明書を、富士通が開発したアイデンティティー変換ゲートウェイで変換。学生が富士通の「IDYX(IDentitY eXchange)」と連携する各種オンラインサービスごとに必要な属性情報を異なる見せ方で開示できることを証明した。
この仕組みが実用化すれば、企業や大学、自治体が発行する個人の属性情報を、利用者自身が様々なサービスに連携利用できるため、大学が発行した学生情報を、就職活動や卒業後のリクルーティング、旅行会社の学生割引サービスに活用するなど、デジタルアイデンティティーによる利便性の向上が期待できるという。
慶應義塾大学SFC研究所と富士通は、実証実験の成果も生かし、デジタルアイデンティティーを軸にインターネット上で信頼性を担保できるアーキテクチャー設計や技術開発を行う共同研究拠点「トラステッド・インターネット・アーキテクチャ・ラボ」を4月に慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス内に新設した。
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