2022年6月8日
ESIBLA、国内の探究学習の動向をまとめた「探究学習白書2022」を刊行
英語4技能・探究学習推進協会(ESIBLA:エジブラ)は7日、国内の探究学習の動向をまとめた「探究学習白書2022」を刊行した。
ESIBLAでは、探究学習の「いま」を知るために独自の調査を行い、その結果をまとめた研究白書「探究学習白書2020」を2020年に刊行。翌年の2021年には「探究学習白書2021」を刊行し、今年、さらにバージョンアップした「探究学習白書2022」を出した。
2022版では、第1章では、コロナ禍における探究学習の状況について緊急調査を行い、その結果をまとめている。また、新型コロナ関連の出来事と学校関連の出来事とを時系列で表し1年を振り返っている。2022年度の総合型選抜(AO入試)で探究をテーマとした試験を実施している大学についても調査。
第2章では、高校教員を対象に、探究学習に関する意識調査を実施し、その結果をまとめている。探究学習の授業はどのようにして進められているのか、課題点は何か、生徒はどのように変化したかなど様々な側面から調査・分析している。
第3章では、「総合的な探究(学習)の時間」の導入事例を紹介。地域社会に密着したテーマを中心に、どのように取り入れ、どのような効果・成果が得られたかについて紹介。
第4章では、探究学習への支援を行っている府省庁や企業、団体などを紹介。また、「総合的な探究(学習)の時間」の授業で使用する副教材も紹介している。
第5章では、「総合的な探究の時間」をはじめ、「古典探究」、「地理探究」、「日本史探究」、「世界史探究」、「理数探究基礎」、「理数探究」の科目について、学習指導要領と解説を交えて掲載。
「探究学習白書2022」概要
体裁:A4判/400ページ
主な内容:
・第1章「探究学習概要」
・第2章「2021年探究学習実施状況調査」
・第3章「探究学習導入事例」
・第4章「総合的な探究の時間」の授業を支援している団体
・第5章「学習指導要領解説」
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