2022年6月16日
パソコン所有、高校生約4割大学生約8割 用途は勉強=テスティー調べ=
テスティーは15日、若年層リサーチ結果を発信する同社の「TesTee Lab」が、高校生・大学生の男女1974人を対象に実施した、「学生のパソコン・ネットリテラシーに関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、パソコンを所持しているかどうかを聞いたところ、「持っている(自分専用のみ、または自分専用と家族兼用の両方所持)」と回答した高校生は36.7%で、大学生は78.0%だった。
「パソコンの使用用途」について聞いたところ、高校生・大学生ともに第1位は「勉強」で、次に高校生は「動画・音楽鑑賞」、大学生は「文章・資料作成」が多かった。コロナ禍でオンライン授業などが増えたことから、主に学業にパソコンを利用していることが分かった。
また、「ネットリテラシー」という言葉を知っているかどうかを聞いたところ、「知っている(意味が説明できる)」と回答した高校生は57.9%、大学生は66.6%だった。
2021年に行った前回の調査と比較して、「知っている」が3〜6ptの数値上昇がみられたことから、「ネットリテラシー」という言葉が年々浸透してきている様子がうかがえる。
高校生・大学生ともにSNSを利用している学生が多いことから、「SNSでの個人情報流出」や「誹謗中傷をしない」「流れてきた情報が正しいものか見極める」などの意見が多く挙げられた。
また、「詐欺サイトに気をつける」や「ウイルス除去のアプリを入れる」など、危険なサイトに対する対策をしている学生も大勢いた。
この調査は、全国の高校生・大学生の男女(専門・短大含む)を対象に、5月27日〜6月2日にかけて実施した。有効回答数は1974人(男子高校生317人、女子高生446人、男子大学生429人、女子大生782人)。
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